ウェーハ製造およびOSAT(組立・検査)向けハイエンドSPC。非正規分布フィッティング、マルチヘッド(Multi-Head)間のばらつき、ATEからの膨大なデータフローのリアルタイム監視という課題を解決します。
エッチング深さ、膜厚、平面度などのプロセスパラメータは、多くの場合、歪んだ分布(Skewed)を示します。従来のSPCソフトが無理やり正規分布公式でCPKを計算するため、大量の誤警報(False Alarm)が発生し、エンジニアは存在しない問題への対応に追われます。
ダイボンダーやワイヤーボンダーは複数のノズルやボンドヘッドを持つのが一般的です。「装置全体のCPKは合格だが、特定のヘッドだけが不良品を作り続けている」という状況が頻発しますが、従来のチャートでは局所的な異常を発見できません。
ATE(自動テスト装置)は毎秒数千ものテスト結果を生成します。手動でのデータエクスポートと分析では完全にタイムラグが生じ、現在進行形の大量不良(Batch Failure)を阻止できません。
半導体の「真の分布、真の一貫性、真のリアルタイム性」を、統計モデルとエンジニアリングの閉ループ(Closed-loop)に取り戻します。
Statistical Accuracy
データの真の姿を明らかにし、数学的モデルの誤判定を排除します。半導体プロセスで一般的な非正規データに特化した、高度な統計ツールボックスを内蔵。
Head 7 error
Head-to-Head
金線一本一本を監視し、「ボトルネック」となっているボンドヘッドを見逃しません。Wire BonderやDie Attacher(ダイボンダ)などのマルチチャンネル装置に対し、NEXSPCは多次元グループ管理図と対比分析を提供します。
毎秒100点以上の同時書き込み
WEB API / MQTT / WebSocket / OPC UA
テスターの拍子に合わせ、「測定即分析」を実現。OSAT工場における膨大なデータスループットに対し、NEXSPCは軽量な産業用プロトコルと高並行書き込みアーキテクチャを採用しています。
Data Correlation & Root Cause Analysis
結果から原因を遡り、歩留まりに影響を与える重要管理特性(KCC)を特定。歩留まり低下の原因は温度か圧力か?NEXSPCは、前工程のパラメータと最終検査の歩留まりを一本の「データ因果チェーン」として繋ぎます。
分布モデルからデータのリアルタイム性、分析の深さに至るまで。すべての項目が歩留まり(Yield)とコストに直結します。
| 次元 (項目) | 従来のExcel / 汎用SPCソフト | NEXSPC 半導体専用版 |
|---|---|---|
| 分布モデル | 正規分布をデフォルトとし、非正規データのCPK計算に誤りが生じる。 | Weibull/Log-Normalを自動フィッティング。Ppk誤差 <1%。 <1% |
| マルチヘッド管理 | 装置全体の能力しか見えず、不良ヘッドの問題が隠蔽される。 | マルチヘッド/ノズルのグループ比較と箱ひげ図をワンクリック展開。ボトルネックHeadを特定。 |
| データのリアルタイム性 | ATEレポートを毎日/シフトごとにエクスポート。単なる「事後点検」。 | MQTT秒単位収集。リアルタイム「健康診断」と遮断(Interception)。 |
| 分析の深さ | グラフ描画に限定される。 | ANOVA、回帰分析、Auto-Lagなどのシックスシグマ級ツールを提供。 |